
登山を始めたいけど、道具をそろえる費用ってどのくらい?そんな疑問を持つ人は多いですよね。
- 全部買うと高そうで不安
- 最低限必要な装備を知りたい
- 初心者は何から揃えるの?
この記事では「登山道具一式の値段と基本装備の目安」をテーマに、モンベルで登山一式を揃える時の費用目安から、登山道具一覧から見る必需品と便利グッズ、さらに登山初心者が最初に買うべきものは何?といった疑問に答えていきます。
また、実際に使って「買ってよかった登山道具に共通する特徴」や、「ワークマンの登山装備を使う時の注意点」まで幅広くカバー。これを読めば、迷わず自分に合った装備を選べるようになります。
- 初心者に必要な装備が明確に
- 無駄な出費を避ける選び方
- ブランド別の特徴と強みが理解できる
登山道具一式の値段と基本装備の目安
ここでわかること
- モンベルで登山一式を揃える時の費用目安
- 登山道具一覧から見る必需品と便利グッズ
- 登山初心者が最初に買うべきものは何?
- 買ってよかった登山道具に共通する特徴
モンベルで登山一式を揃える時の費用目安

登山に出かけると、夏場は特に虫がつきものです。どんなに虫よけをしていても、汗や雨で効果がスッと落ちてしまうことがあります。
「思ったより効いてない?」と感じるタイミングでのつけ直しがポイントです。
スプレーだけでは不安なときは、ウェアや帽子に直接使える防虫加工アイテムを組み合わせるのがおすすめです。
例えば、携帯に便利な「サラテクト フレッシュミスト 虫よけスプレー」は60mlとコンパクトで、ポケットや小物ポーチに入れてもかさばりません。
また、日差しや紫外線が強いときに役立つのがモンベル「トラベル サンブロックアンブレラ 50」です。
紫外線遮へい率は99.7%と高く、晴雨兼用のため突然の雨にも対応可能。バッグに常備しても気にならない130gの軽さで、アウトドアでも街でもサッと取り出して使えます。
虫よけ対策でチェックしたいポイント
- 汗や雨で落ちやすいので2〜3時間ごとの再使用を目安に
- スプレーと防虫加工ウェアの併用で効果を高める
- 日差し対策と組み合わせて紫外線と虫から同時に守る
登山道具一覧から見る必需品と便利グッズ

登山を始めるときに迷いやすいのが「どの道具を優先してそろえるか」です。必需品と便利グッズを分けて考えることで、無駄のない装備が整います。
必ず用意しておきたい装備
- 登山靴:足首をしっかり保護して滑りにくいもの
- ザック:日帰りなら25〜30Lが使いやすいサイズ
- 雨具:防水透湿素材で、上下分かれたレインウェア
あると安心できる便利グッズ
- 救急セット:小さなケガや虫刺されにすぐ対応できる
- 水筒:保冷や常温に対応できる丈夫なタイプ
- ヘッドライト:下山が遅れたときの必需品
具体的におすすめできるアイテム
例えばOHKEY ファーストエイド キット 救急セットは、ポイズンリムーバーやガーゼがそろっていて、登山や防災に役立ちます。
またナルゲン 広口1.0L Tritan Renew 水筒は、丈夫で洗いやすく、氷もそのまま入れられる広口設計です。
必需品と便利グッズの比較
分類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
必需品 | 安全に登るために欠かせない装備 | 登山靴・ザック・雨具 |
便利グッズ | 快適さや安心感をプラスする装備 | 救急セット・水筒・ヘッドライト |
Xでの声
登山デビューのとき、靴とザックは必須だったけど、救急セット持ってて助かった経験あり!あると安心感が全然違う。
ナルゲンの水筒はマジで漏れない。氷入れても広口だから取り出しやすいし、山でも普段使いでも万能!

登山初心者が最初に買うべきものは何?

登山を始めたいと思ったときに「まず何を買うべき?」と迷う方は多いですよね。
結論から言うと靴・ザック・レインウェアの3つが優先度トップです。
この3つが揃っていれば、日帰り登山でも安心してスタートできます。
登山靴は足を守る最重要装備
靴は初心者が最初に投資すべきアイテムです。普通のスニーカーでは滑りやすく、足首の捻挫リスクも高まります。
シリオ SIRIO P.F.46-4 464は軽量ながらしっかり足をホールドし、日帰りから小屋泊まで対応できる万能モデル。幅広設計なので日本人の足に合いやすいのもポイントです。
ザックは背中に合うものを選ぶ
次に必要なのがザックです。容量は30L前後が基準で、日帰りなら余裕があります。
カリマー ridge 30+ Smallは安定感とフィット感が高く、女性や小柄な方でも扱いやすい作りです。専用レインカバーも付属しているので、突然の雨でも安心ですね。
比較でわかる優先度
装備 | 役割 | 選び方のポイント |
---|---|---|
登山靴 | 足を守る・転倒防止 | 防水性・グリップ・足首サポート |
ザック | 荷物の安定・体への負担軽減 | 背面のフィット感・容量30L前後 |
レインウェア | 防風・防雨・体温低下防止 | 透湿性と軽量性をチェック |
レインウェアは最後の必須装備
登山では天候が変わりやすいため、レインウェアも必須。特に夏山でも体温を奪う風雨は危険です。
予算に余裕がなければ靴とザックを優先し、次のステップで高機能レインウェアを揃えるのがおすすめです。
この順番で揃えれば、無駄なく安全に登山デビューができますよ。


買ってよかった登山道具に共通する特徴

登山で「これ買ってよかった!」と思える道具には、いくつかの共通点があります。
そのポイントを押さえておくと、無駄な買い物を避けつつ、山での快適さをグッと上げられます。
軽量で持ち運びやすいこと
やっぱり軽さは正義です。
特に長時間歩く登山では、数百グラムの差が疲労感に直結します。
軽くてコンパクトな装備は、それだけで「持ってきてよかった」と感じられる瞬間が多いです。
耐久性がしっかりしていること
いくら軽くても、壊れやすければ意味がありません。
岩場や強風といった厳しい環境で使うからこそ、タフさは必須。
安心感があることで、余計な不安を持たずに登山を楽しめます。
汎用性が高いこと
登山道具はひとつで複数の用途をカバーできるかも大事です。
調理器具なら小鍋から大きめのクッカーまで安定して使える、リュックなら日帰りから小屋泊まで対応できると便利です。
- 火力の強弱を調整できるストーブ
- レインウェアとして普段も兼用できるジャケット
- 収納の拡張性があるバックパック
具体例:EPI REVO-3700 ストーブ
このストーブは軽量・高火力・安定性の三拍子がそろった人気モデルです。
手のひらサイズでありながら3700kcalの火力を持ち、風にも強い設計。
専用ケース付きで携帯性も抜群なので、山でのお湯沸かしや簡単な調理に「これがあってよかった!」と実感できます。

登山道具一式の値段と選び方の注意点
ここでわかること
- ワークマンの登山装備を使う時の注意点
- 山登りにはスニーカーはだめ?安全性による理由
- 登山用品の三大ブランドはどこが有名か
- 登山の暗黙のルールとは?何に気を付けるべきか解説
ワークマンの登山装備を使う時の注意点

ワークマンの登山装備は「コスパが高い!」と注目されることが多いです。特にジャケットやシャツなどのウェア類は、普段使いにも登山にも兼用できるのが魅力ですね。ですが、実際に山で使うとなると注意すべきポイントもいくつかあります。
ワークマン装備のメリット
まずはメリットから。ワークマンのトレッキングウェアは軽量で動きやすいのが特徴です。耐久撥水加工が施されているアイテムも多く、ちょっとした雨ならしっかり弾いてくれます。
- 価格が安くて試しやすい
- 軽量で動きやすい設計
- 普段使いにも活用できるデザイン
ワークマン装備の注意点
一方で、登山専用ブランドと比べると防水性や耐久性がやや劣ることがあります。特に長時間の雨や本格的な縦走では物足りなく感じるかもしれません。
- 長時間の雨では不安が残る
- 耐久性はハードユースには不向き
- 登山専用装備より細部の作りが簡素
具体的なアイテム例
例えば「アルペン 高機能オールウエザージャケット」は、耐水圧20000mm・透湿30000g/㎡/24hとハイスペック仕様。ワークマンの価格帯ながら本格的な性能を備えています。
また、「アルペン トレッキング長袖シャツ」は耐久撥水加工や背面ベンチレーションを備え、春夏シーズンの行動着に最適です。
つまり、ワークマン装備は「日帰り登山やライトハイクにはピッタリ」ですが、本格的な縦走や悪天候を想定するなら専用装備を組み合わせるのがおすすめです。
山登りにはスニーカーはだめ?安全性による理由

なぜスニーカーでは危険なのか?
スニーカーは普段使いには快適ですが、登山では弱点が目立ちます。
特に滑りやすさや足首のサポート不足は見逃せません。
「ちょっとした低山なら大丈夫でしょ?」と思うかもしれませんが、濡れた岩や急な下りでは一気にリスクが高まります。
- ソールがフラットで滑りやすい
- 足首を固定できず捻挫の危険大
- 耐久性が低く、岩場で劣化が早い
- 防水性がほぼなく雨に弱い
登山靴が持つ強み
一方で登山靴は滑りにくいソール・足首の保護・防水性など、山で必要な要素がしっかり備わっています。
最近では軽量モデルも多く、初心者でも履きやすいデザインが増えています。
バックパック選びも重要
靴と同じくらい大事なのがバックパックです。
例えば「コロンビア キャッスルロック25Lバックパック」は、撥水加工「オムニシールド」とレインカバー付きで急な雨にも対応。
25Lサイズなら日帰り登山にぴったりで、荷物を安定させるチェストベルトとウエストベルトも搭載されています。

登山では靴+バックパックの組み合わせで快適さと安全性が大きく変わります。
「スニーカーで軽く登ろう」と思う前に、まずは足元と装備を見直してみると安心です。

登山用品の三大ブランドはどこが有名か

モンベル:日本ブランドの王道
モンベルはコスパと機能性の高さで日本国内では圧倒的な人気を誇ります。特にレインウェアや軽量ギアは「とりあえずモンベルで揃えれば間違いない」と言われるほど定評があります。
初心者が最初に手を出しやすい価格帯なのも魅力です。
コロンビア:街でも使えるアウトドア
アメリカ発のコロンビアはアウトドアとタウンユースの両立が得意です。デザイン性が高く、普段使いもできるアイテムが多いので「アウトドアと日常の兼用」を考える人に人気があります。
カリマー:登山家に支持される堅牢性
イギリス発祥のカリマーはザックの機能性と耐久性で有名です。少し価格は上がりますが、長く使いたい本格派の人に選ばれるブランドです。
ブランド名 | 特徴 | おすすめユーザー |
---|---|---|
モンベル | 低価格・高性能・国内展開が豊富 | 初心者〜中級者、コスパ重視派 |
コロンビア | デザイン性・街でも使いやすい | 普段使い兼用派、カジュアル登山 |
カリマー | ザックの品質が高く耐久性◎ | 本格志向の登山者、長期的に使いたい人 |
ブランド選びは用途とスタイルに合わせるのがポイントです。
日帰り登山ならモンベル、タウンユース兼用ならコロンビア、本格縦走を目指すならカリマーと、自分のスタイルを考えて選ぶと後悔しにくいですよ。
登山の暗黙のルールとは?何に気を付けるべきか解説

すれ違い時の基本マナー
登山道でよくあるのが「どちらが先に通るか問題」。基本的には登り優先です。
下りの人は立ち止まって道を譲るとスムーズに通行できます。
ただし、急斜面や危険箇所では安全を優先して柔軟に対応するのがベストです。
声をかけあって「先にどうぞ」と合図するだけで、お互い気持ちよく通れるんです。
休憩場所の暗黙ルール
疲れて腰を下ろしたいときも、場所選びには気をつけたいですね。登山道の真ん中に座るのはNG。
他の登山者の通行を妨げないよう、広場や岩陰などに移動して休憩するのがマナーです。
ザックは道の端に寄せると通行しやすく、見た目もスマートです。
ゴミ処理の大前提
自然の中では「来た時よりも美しく」が基本。小さな飴の袋やティッシュ一枚でも、置き去りにすれば環境に悪影響を与えます。
必ず持ち帰る意識を持って行動しましょう。
Q&Aでよくある疑問
Q:生ごみやティッシュも全部持ち帰らないとだめ?A:はい。たとえ自然に還るものであっても、動物を引き寄せたり環境を壊す原因になります。ジップ袋にまとめて持ち帰るのが安心です。
Q:混雑している山ではどう気をつける?
A:列を乱さないことが大事です。ペースが合わない場合は「先にどうぞ」と声をかけ、譲り合うのがスマートです。
登山は単なるスポーツではなく、多くの人と自然を共有する場です。
暗黙のルールを知って守ることで、自分も周りも快適に楽しめますよ。
記事のまとめ
記事のポイントをまとめます。
費用と基本装備
- 登山道具一式は費用目安が必要
- モンベルで揃えると安心感高い
- 靴・ザック・雨具が最優先装備
- 道具は必需品と便利品に分ける
初心者向けの選び方
- 初心者は靴にまず投資すべき
- ザックは背中のフィット感重視
- レインウェアは透湿性を確認
- 水筒や救急セットは安心材料
装備の特徴と注意点
- 軽量で耐久性ある道具が便利
- 汎用性が高い装備は重宝される
- ワークマン装備はコスパ良好
- ただし防水性は限定的で注意
安全性とマナー
- スニーカーは滑りやすく危険
- 登山靴は足首保護と防水が強み
- 登山道は登り優先で譲り合う
- ゴミは必ず持ち帰るのが基本
ブランド比較
- モンベルはコスパ重視で人気
- コロンビアは街兼用デザイン性
- カリマーは耐久性に優れる本格派