
登山にスパッツって、ほんとに必要?
- スパッツが暑くてムレる
- ロングパンツは夏には不快
- 脱ぎ履きがめんどくさい
「登山 スパッツ いらない」と感じた人は、決して少数派じゃありません。
本記事では、なぜそう感じる人が多いのかをH2見出し「登山でスパッツはいらないと言われる理由」から解説し、必要派と不要派の視点を丁寧に紹介していきます。
さらに、登山でスパッツをはく意味を整理した上で、登山スパッツはいらない派の主張や、夏の登山にロングは暑すぎると感じる理由にも触れ、登山スパッツはモンベル以外も多いという選択肢の広さも確認します。
そして後半では、H2見出し「スパッツを使わない登山者の工夫とは」に進み、登山用スパッツの代替品を比較しながら、登山ゲイターはワークマンで代用可という話題や、登山でズボンは避けるべき理由もカバー。登山ゲイター代用で使えるアイテムも紹介します。
スパッツをやめても快適に登山する方法、ちゃんとあります。
- この記事でわかること!
- スパッツの本来の役割
- スパッツを使わない登山術
- 代用品のリアルな選び方
登山でスパッツはいらないと言われる理由
ここでわかること
- 登山でスパッツをはく意味を整理
- 登山スパッツはいらない派の主張
- 夏の登山にロングは暑すぎる
- 登山スパッツはモンベル以外も多い
登山でスパッツをはく意味を整理

- 冷たい風を防いでくれる防寒対策
- ズボンが汚れるのを防ぐ防汚効果
- ハチやブヨから脚を守る虫よけ機能
- 転倒時のすり傷を軽減するケガ予防
- ズボンの裾がバタつくのを抑える補助機能
登山でスパッツって必要?と思った人も多いかもしれませんが、じつはけっこう機能性が高いアイテムなんです。
まず一番大きいのは「防寒効果」ですね。
標高が上がると一気に冷えるので、朝や夕方の時間帯には脚が冷えないようにするためのカバーとして使われています。
次にポイントになるのが「防汚と虫よけ」。
登山中は草や枝に触れる機会が多いですし、ブヨや蚊も寄ってくるので直接肌を出さないことが大事なんですよね。
あと意外と役立つのがケガ防止。
転んだときにズボンだけだと膝を擦りむいてしまいますが、スパッツがあると少し緩衝材の役割もしてくれます。
最後に、ズボンの裾がひらひらすると歩きにくい…って感じたことありませんか?
スパッツはそのバタつきを抑えてくれるので、歩行の邪魔になりにくいんです。
このように、スパッツは「絶対必要」というものではないかもしれませんが、使い方次第で登山の快適さがグッと上がるアイテムなのは間違いありません。
登山スパッツはいらない派の主張

登山スパッツを「いらない」と感じる人、実はけっこう多いんです。
その理由は単なる好みの問題だけじゃなくて、ちゃんとした理由があるんですよね。
ここでは、よく聞く代表的な声をまとめました。
- とにかく暑い:夏場はムレて汗だくになるから逆に不快という声が多いです。
- 動きにくくなる:ピタッとしてる分、足さばきがしにくいと感じる人も。
- コスパが悪い:安くないアイテムなので、「別にいらないんじゃ?」って思われがち。
- ズボンだけで十分:最近の登山パンツは機能性が高いので、スパッツなしでも快適。
- 着脱が面倒:急なトイレのときとか、とにかく扱いが手間という意見もチラホラ。
もちろん人によって体感は違いますが、こういうリアルな声があることも事実です。
「あえてスパッツを選ばない人」の考え方も、ちゃんと納得できる理由があるんですね。
夏の登山にロングは暑すぎる

夏場にロングパンツは暑すぎる理由
- 通気性が悪くて蒸れやすい
- 発汗でベタついて不快感アップ
- 脚まわりの動きが制限されやすい
- 気温が高いと熱がこもりやすい
- 日差しの強い日は熱中症リスクも
夏の登山って、ただでさえ暑くてしんどいですよね。
そんな中でロングパンツやスパッツを履いてると、もうサウナ状態になることもあります。
特に標高の低い山では、木陰も少なくて日差しが直撃。
長ズボンの中はムレムレ、足が汗で張りついて歩きづらくなるんですよ。
しかも、最近は気温30度超えが当たり前になってきたので、服装の見直しは必須です。
「登山=長ズボン」という固定観念にとらわれると、体調を崩す危険もあるので注意したいところ。
実際に夏の登山での熱中症は珍しくありません。
なるべく風通しのいい服装を選ぶことが、快適さと安全につながります。
登山スパッツはモンベル以外も多い

登山スパッツといえば「モンベル」が真っ先に思い浮かぶ方も多いと思います。
たしかに定番で信頼も厚いブランドですが、実はそれ以外にも選択肢はめちゃくちゃ豊富なんです。
でも選択肢が多すぎると「どれを選んでいいかわからない」っていう迷いも出てくるんですよね。
結果的に「もうスパッツなしでもいいかな…」ってなってしまう人も多いので、ここでは代表的なブランドをざっくり比較しておきます。
主要ブランドの特徴比較
ブランド名 | 価格帯 | デザイン | 特徴 |
---|---|---|---|
モンベル | 中価格帯 | シンプル・機能的 | 信頼性が高く登山者からの支持多数 |
ワークマン | 低価格帯 | ややカジュアル寄り | コスパ重視で初心者にも人気 |
ザ・ノース・フェイス | やや高め | おしゃれ重視 | 街でも使えるデザイン性が魅力 |
ファイントラック | 高価格帯 | スポーティ | 高機能素材を使用、上級者向け |
こうして見ると、価格もデザインもけっこう幅がありますよね。
「とにかく暑い」「動きにくい」「買っても使わないかも」って思う人が出てくるのも無理ないかもしれません。
このあと紹介する記事では、スパッツを使わずに快適に登山するための代替案についても紹介していくので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
スパッツを使わない登山者の工夫とは
ここでわかること
- 登山用スパッツの代替品を比較
- 登山ゲイターはワークマンで代用可
- 登山でズボンは避けるべき
- 登山ゲイター代用で使えるアイテム
登山用スパッツの代替品を比較

スパッツの代わりになるアイテムとは?
ではここからは、実際にスパッツを使わずに登山している人たちが使っている代替アイテムをチェックしていきます。
ポイントは「機能性」「価格」「快適さ」あたり。
人によっては「そっちの方がラクだった!」ってなることもあります。
ということで、よく使われている代表的な代用品を比較してみました。
代替アイテム | 特徴 | 価格目安 | 快適さ |
---|---|---|---|
ゲイター(スパッツタイプ) | 防汚・防水に強い。足首まで覆うタイプが多い | 1,000〜4,000円 | ◎ 夏はやや暑い |
スポーツタイツ | 通気性重視。コンプレッション効果あり | 2,000〜6,000円 | ○ 涼しいけど破れやすい |
ワークマンのカバー | 安くて丈夫。コスパ重視の人に人気 | 500〜2,000円 | ○ デザイン性は低め |
ショートパンツ+ソックス | 開放感重視。虫よけスプレーが必要 | 既存のアイテムでOK | △ 足が汚れやすい |
「とにかく安く済ませたい」「夏だけ快適に登りたい」って人は、ワークマン系やショートパンツ+ハイソックスの組み合わせでもアリです。
このあと紹介する「ゲイターの代用品」なども組み合わせれば、スパッツなしでもかなり快適に登山できますよ。
登山ゲイターはワークマンで代用可

Q:ワークマンのゲイターって本当に使えるの?
A:はい、使えます。実際に登山者の中にはワークマンのゲイターを代用品として愛用している人も多いんですよ。
値段が手頃なのに、防汚・防水機能もしっかりしていて、「これで十分じゃん!」って声もちらほら。
もちろん、高山や積雪期のような本格的な登山では心もとないこともあります。
でも、低山や日帰り登山、ちょっとしたハイキングならコスパ最強クラスです。
Q:どんなタイプのゲイターがあるの?
A:ワークマンではショート丈のゲイターやフルレングスのものまで幅広く扱っています。
最近はアウトドアラインの商品も増えてるので、見た目もけっこうイケてます。
あと嬉しいのは、値段がだいたい1,000円前後ってとこ。
他ブランドのゲイターが数千円する中で、この価格でそこそこ使えるってのはマジでありがたいです。
Q:注意点はないの?
A:あります。やっぱり防水性や耐久性は値段なりなところもあるので、長時間の使用や厳しい環境ではちょっと不安かも。
でも、使い方とシチュエーションを見極めればコスパ重視派にはピッタリですよ。
というわけで、「とりあえず試してみたい」「サブとして持っておきたい」って人には超おすすめです。
このあとの記事では、他にもスパッツを使わない工夫や代用品について紹介していきます。
登山でズボンは避けるべき

登山って、普通のズボンでもいいのかな?って思っちゃうこと、ありますよね。
でも実は選び方を間違えると、快適さどころか安全面にも影響が出ちゃうんです。
とくに「綿素材」や「ストレッチ性がないもの」は要注意。
ここでは、登山に不向きなズボンの特徴をピックアップして紹介していきます。
- 綿素材のズボンは汗を吸って乾きにくいため、体温を奪いやすい
- ストレッチ性のないズボンは足さばきが悪く、疲労の原因に
- 厚手すぎるズボンは夏場だと熱がこもって不快
- 丈が中途半端だと草や虫の接触リスクが上がる
- 裾が絞れないズボンは小石や虫の侵入もしやすい
スパッツを使わない人でも、ズボンの選び方にはほんとに注意したいところです。
快適さと安全を両立するなら、軽量で通気性があり、動きやすい素材を選ぶのがポイントですよ。
登山ゲイター代用で使えるアイテム

「スパッツって本当に必要?」って思ったこと、ないですか?
実際、最近ではスパッツを使わない派の登山者も増えていて、代用アイテムでうまくやりくりしている人も多いんです。
ここでは、スパッツの代わりになるおすすめアイテムを紹介していきます。
- 防水性のあるアームカバー
もともとは腕用ですが、脚にも装着できるタイプあり。軽量で乾きやすく、泥はね防止にも◎。 - 100均のレッグカバー
使い捨て感覚で使える安さが魅力。素材は簡易的ですが、ちょっとした草むらなら対応可能。 - 自転車用のレッグカバー
風を通さず、防寒にも◎。登山中の防風対策としても使えるのがポイント。 - 虫よけ機能付きのロング靴下
虫よけと防寒の両方を狙える一石二鳥アイテム。夏の低山にも使いやすいです。 - 軽量なナイロンパンツを重ね履き
ザックに忍ばせておける軽さで、天候が怪しいときにも安心。
「高価なスパッツじゃなくても、ちょっとの工夫で十分登れる」という声は、こういった代用品の存在からも実感できますね。
それぞれのアイテムには得意・不得意があるので、山の状況や季節に応じて使い分けてみてください。
記事のまとめ
記事のポイントをまとめます。
スパッツがいらないと感じる理由
- 夏場はムレて暑くなる
- 動きづらくて疲れやすい
- 着脱が面倒で手間がかかる
- コストが高くて割に合わない
- 高機能なズボンで代用できる
登山服装選びの注意点
- 綿素材は乾きにくく不向き
- ストレッチ性が必要である
- 裾が絞れないズボンは不便
- 厚手は夏に熱がこもりやすい
- 丈が中途半端だと虫に刺される
スパッツの代用品と工夫
- ゲイターで汚れを防げる
- 100均アイテムも使える
- スポーツタイツで代用可能
- レッグカバーで虫よけ対策
- ナイロンパンツを重ねて対応