
- 荷物はできるだけ軽くしたい
- ザックにテーブルが入らない
- 結局あまり使わなかった
- 軽量重視の登山スタイルが好き
「登山にテーブルってほんとに必要なの?」
そんなふうに感じたことがある人に向けて、この記事では「登山でテーブルを持たない派」のリアルな声と実践アイデアをたっぷり紹介します。
重さや収納のしにくさからテーブルは結局荷物になるだけという声や、
「登山テーブルは軽量が正義とは限らない」といった意見まで、実際の使用感をもとに紹介。
さらに、フィールドホッパーを登山で使う人の意見や、登山テーブルは100均で代用可能?といった気になる代替案にも踏み込んで解説していきます。
また後半では、登山でテーブルを使わない場合の対処法として、 テーブルなしでも食事を快適にする工夫や、 銀マットや板でテーブルを代用する方法、 さらには登山テーブルを使わない時の注意点や、 登山テーブル軽量自作で不便を解消するテクニックも紹介しています。
- この記事でわかること!
- 軽くて実用的な代用品を紹介
- テーブルがなくても快適に食事
- 失敗しない軽量テーブル自作法
登山にテーブルはいらないと思う人の声
ここでわかること
- テーブルは結局荷物になるだけ?
- 登山テーブルは軽量が正義とは限らない
- フィールドホッパーを登山で使う人の意見
- 登山テーブルは100均で代用可能?
テーブルは結局荷物になるだけ?

- テーブルの重さやサイズがネックになる
- ザックに入らない・収まりが悪い
- 登山スタイルによっては邪魔になる
- 結局あまり使わなかったという声も
- 軽量化したい人には不向き
登山って、ちょっとした荷物の重さが
想像以上に体力を奪ってくるんですよね。
だから「テーブルなんて持っていくだけ無駄じゃない?」
って思う人が一定数いるのも納得です。
特にUL(ウルトラライト)志向の人は、
テーブルの数百グラムさえも削りたい派。
実際「持っていったけど、出番なかったわ」って人もいますし、
ガス缶やコップを地面に置くだけで十分って声もあります。
あと、意外と見落としがちなのが「ザックへの収納性」。
板状のテーブルは薄くても形がネックになって、
ザックの中で浮いてしまったり、他の荷物と干渉したりします。
- 軽さより収納しやすさを重視する人もいる
- 平坦なテン場でしか使わないこともある
- グループ登山なら誰かが持っていればOK
- 荷物を極限まで減らしたい人には不要
- 装備全体のバランスが大切
「快適さ」よりも「移動のしやすさ」を優先するのが、
テーブル不要派のスタンス。
地面が不安定でも工夫すれば何とかなるし、
持っていくメリットがコスパに見合わない、という判断ですね。
登山テーブルは軽量が正義とは限らない

軽いテーブルの魅力は?
登山で「軽さ」ってほんとに大事ですよね。
だからこそ軽量テーブル=正義!みたいな空気、わかります。
実際、数百グラムの違いが歩きやすさに直結しますし、
軽いだけで「買い!」ってなっちゃう人も多いです。
でも、その軽さ、もしかして犠牲になってる部分ないですか?
軽量テーブルの落とし穴とは
軽くするために素材が薄かったり、構造がシンプルすぎたりして、
「グラつく」「熱に弱い」「設置が大変」みたいな声も実際に多いんです。
せっかく買ったのに「不安定すぎてカップすら置けない!」なんて悲しいですよね。
特に風が強い日や不整地だと、軽さが裏目に出ることも。
軽量テーブルと標準テーブルの比較
項目 | 軽量テーブル | 標準テーブル |
---|---|---|
重量 | 〜150g程度 | 250〜500g程度 |
安定性 | やや不安定になりやすい | 安定感が高い |
耐久性 | 衝撃や熱に弱いものも | タフで長持ち |
設置の手間 | 組み立てにコツがいる | ワンタッチで開閉できるものも |
価格 | 高価な傾向あり | コスパの良い製品も多い |
自分に合ったバランスを考える
「軽い」ことは確かに魅力です。
でも“軽ければいい”っていう発想だけじゃ後悔するかもしれません。
あなたの山行スタイルが「食事を楽しみたい派」なら、
あえて少し重くても快適なテーブルを選んだ方が満足度は高いです。
逆に「スピード勝負&最低限装備」なら、軽量モデルが正解かもしれません。
どちらにしても、自分の使い方に合った選択が大切ってことですね。
フィールドホッパーを登山で使う人の意見
フィールドホッパーって、登山界隈でよく名前聞きますよね。
軽いし、開くだけでセット完了っていうワンタッチの手軽さが人気の理由。
でも、ほんとに「買い」なのか気になる人も多いと思うので、
よくある疑問にQ&A形式で答えていきます!
Q. フィールドホッパーってどれくらい軽いの?
めちゃ軽いです!
重さは約395g(実測で245gという声も)で、
ソロ登山や日帰りには十分な軽さ。
収納サイズもスリムだから、ザックの隙間にスッと入ります。
Q. 本当にすぐ組み立てられるの?
はい、ワンタッチで開くだけ。
他のテーブルみたいにネジで脚を固定したり、
板をはめ込んだりする作業は一切なし。
慣れてなくても5秒で展開できる感じです。
Q. デメリットはないの?
- 高さが低めで、椅子があるとやや使いにくい
- 風が強いと安定感にやや不安あり
- 熱にそこまで強くないのでバーナー直置きは非推奨
こういう点は正直あります。
「なんでも置ける万能テーブル」ってわけではないので注意が必要です。
Q. どんな人に向いてるの?
- とにかく設営がラクなテーブルが欲しい人
- 軽量装備でサクッと山ご飯を楽しみたい人
- 地面にモノを置きたくない清潔派の人
フィールドホッパーは、そういう「ちょっと贅沢したい軽量派」にピッタリです。
シンプルだけど満足度は高めなアイテムですよ。
登山テーブルは100均で代用可能?

100均グッズでテーブル代用はできる?
登山テーブルって高いし重いし…
だったら「100均で代用できるんじゃ?」って思ったこと、ありますよね。
実はそれ、意外とアリなんです。
プラケース、折りたたみ台、すのこ…
探してみると使えるアイテムけっこうあります!
もちろん完璧な代用品とは言えませんが、
「ちょい置き用」や「地面汚したくない派」にはけっこう実用的です。
実際に使える100均代用品を比較
アイテム名 | 特徴 | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|
プラスチックケース | ひっくり返して天板代わりに | 約150g | 110円 |
折りたたみ踏み台 | 椅子兼テーブルとして使える | 約250g | 220円 |
木製すのこ | 石の上に置いて即席テーブル | 約200g | 110円 |
注意点や落とし穴もチェック!
- 耐荷重が低いのでクッカーを乗せるのは不安定
- 素材によっては熱や水に弱い
- 足場が悪いとグラつく・倒れるリスクあり
- 完全な「テーブル代わり」としては不向き
コスパは最強だけど、過信は禁物です。
特に調理メインの人やバーナー使う人は、
100均テーブルだとストレスを感じるかもしれません。
でも、荷物置きやカップ置きとしてなら十分活躍してくれます。
とりあえず1回試してみたい人にはおすすめの選択肢です。
登山でテーブルを使わない場合の対処法
ここでわかること
- テーブルなしでも食事を快適にする工夫
- 銀マットや板でテーブルを代用する
- 登山テーブルを使わない時の注意点
- 登山テーブル軽量自作で不便を解消
テーブルなしでも食事を快適にする工夫

地面をうまく使って安定させるコツ
テーブルがなくても、地面をちょっと工夫するだけで食事の快適さがぐっとアップします。
特に凸凹した場所だと、おにぎりもカップも転がっちゃうことありますよね。
そんなときは、下に一枚何かを敷くだけでOKです。
- 銀マットや折りたたみシートを敷く
- 安定した石を使って即席の台にする
- ザックのレインカバーを裏返して汚れ防止
- 平らな地面を選んで座る位置から整える
「置き場を確保する意識」だけでも不便さはかなり減りますよ。
食器の選び方でも快適さが変わる
意外と盲点なんですが、食器そのものも大事。
安定性や形状がちょっと違うだけで、使いやすさは大きく変わります。
- 底が広くて低い器を選ぶ(転びにくい)
- 滑りにくい素材のカップや器が便利
- フタ付きの食器だと持ち運びも衛生的
- コップの底に滑り止めシールを貼るのもアリ
テーブルがないなら、「落ちない・転ばない」工夫が重要です。
道具の配置や収納の工夫もポイント
最後に、食事中の道具の置き方もひと工夫。
荷物が散らかると、動くたびにバランス崩したり落としたり…地味にストレス。
- よく使う道具は手前に、使わないものは奥に
- ウインドシールドや風防を活用して安定性UP
- 調理道具は使う順番に並べておく
- サコッシュやザックのフタを作業台にするのも便利
テーブルがなくても、配置次第でかなり快適になりますよ。
ちょっとした気配りが、山ごはんの満足度を引き上げてくれます。
銀マットや板でテーブルを代用する

銀マットで代用するという選択
登山中にテーブルがなくても、銀マットがあればけっこうイケます。
ご飯を置いたり、バーナーを仮置きしたり、
汚れを防ぐだけじゃなく断熱・安定・クッション性まである優秀アイテム。
- 100均で買えるからコスパ最強
- 軽くて折りたためるのでザックに忍ばせやすい
- 石や地面の凸凹を和らげてくれる
- 雪中ではストーブやクッカーが沈みにくくなる
カッターで小さくカットしておくとさらに便利。
荷物を増やさずに快適度を上げたい人には神アイテムです。
ベニヤ板でしっかり安定
もう少ししっかりした台が欲しいならA4サイズのシナベニヤがオススメ。
ホームセンターで1枚100円程度で手に入るうえに、
重さも100g前後と意外と軽いんです。
- 天板としての安定性が高い
- クッカーや飲み物を安心して置ける
- 好みで塗装したり穴を開けたりのカスタムも可
僕も登山では2枚重ねにして自作ミニテーブルにしています。
ただし木材なので、雨や湿気にはちょっと注意が必要です。
- 濡れると反りやすいので防水処理があると安心
- 角がささくれやすいので軽く紙やすりをかけると◎
- ザックに入れる時は角で他の道具を傷つけないように
軽さと安定感を両立したい人には、ベニヤは一度試す価値ありです!
登山テーブルを使わない時の注意点

地面に直置きするときのリスク
登山でテーブルを持っていかないと、どうしても道具を地面に置く場面が増えますよね。
でもこれ、思ってる以上にいろんなトラブルの元になるんです。
たとえばガス缶や水筒の底が結露して土まみれになったり、
コップを置いたらちょっと傾いて倒れたり……。
- 結露で道具の底が濡れて砂や泥が付着する
- 不整地に置くとカップや調理器具が不安定
- 食材やカトラリーが汚れることで衛生面が不安
地面の状態が悪いと、カップラーメンの汁がこぼれたり、
バーナーが転倒して火傷や事故の原因にもなりかねません。
安定性と衛生面の確保がカギ
テーブルがないなら、その代わりになる工夫が必要です。
「ちょっとした一手間」が安全で快適な食事時間を支えてくれます。
- 銀マットやシートを一枚敷くだけでもかなり安心
- 板やザックをテーブル代わりにするのもアリ
- 底の広いカップやクッカーを選ぶことで転倒を防げる
- 地面が傾いてるときは、置く位置を少し掘って調整する
テーブルなしスタイルは準備と気配りが命です。
「まあいっか」で置いたものが倒れて中身ブシャーってなったら、
テンションめちゃくちゃ下がりますからね……。
登山テーブル軽量自作で不便を解消

自作テーブルってどうやって作るの?
軽量な登山テーブルが欲しいけど、
市販品はちょっと高いし、使い勝手も微妙……。
そんな時に便利なのが「自作ソロテーブル」という選択肢です。
実は材料費も安くて、簡単に作れるんですよ。
- 板材(A4サイズのシナベニアなど)を用意
- 100均のすのこやアルミ棒で脚を加工
- 蝶番やヒモで折りたたみ式にもできる
- 塗装すれば防水・耐久アップ
パーツはホームセンターや100均で全部そろいます。
自分のスタイルに合わせてカスタマイズできるのも、自作ならではの魅力ですね。
使ってみた実感とメリット
実際に山で使ってみると、自作テーブルってかなり便利です。
軽いし、サイズも自分好みに作れるから、
「ちょうどいい」感がハンパないんです。
- 200g以下で十分なサイズ感
- おにぎり・カップ・バーナーがちょうど置ける
- パッキングしやすい形状で収納もラク
- 人とかぶらない「マイ道具感」も最高
ちょっと手間はかかるけど、
「UL登山×快適さ」を両立したい人にはかなり刺さるアイテムです。
作る前に気をつけたいこと
とはいえ、注意しておきたいポイントもいくつかあります。
特に重さ・強度・収納性のバランスが重要なんです。
- 強度が足りないとバーナーの熱で歪む
- 耐水処理しないと雨の日に使えない
- 脚の安定感がないと倒れやすい
- ザックに収まらないと持ち運びがストレス
設計の段階で使うシーンをイメージしておくと失敗しにくいですよ。
簡単だけど、ちゃんと考えて作ると愛着も湧いて長く使えます!
記事のまとめ
記事のポイントをまとめます。
テーブルがいらないと感じる理由
- 荷物が増えると疲れやすい
- ザックに収まりが悪く不便
- 軽量登山では邪魔になりやすい
- 使わないまま終わることがある
- 平地以外では使いにくい
軽量テーブルの注意点
- 軽すぎて風に弱い
- 素材が薄くて熱に弱い
- 組み立てが面倒な場合がある
- 安定性に欠けることがある
代用・対処の具体例
- 銀マットで地面を覆う
- ベニヤ板を天板に使う
- 100均のケースを活用する
- 自作テーブルで軽量化できる
- 道具の配置で快適さを保てる
- 滑りにくい食器で安定感が出る